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なんとなく観た映画の感想です。マイナーな映画が好きですが、そうじゃないものも好きです。たまに舞台やドラマの感想も。
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<2008年5月18日 福島フォーラムにて観賞>


いかにもアメリカらしい映画


あー、福島フォーラム久々だーよ。
うっかり割引券も持たずにふらっとはいったら、

「1700円です」

って、受付のおねいさんに言われた。

いつも1000円ではいってるからぎょっとしちった。
そうか、正規の入場料はこんなに高いのか。。。

勉強になったぜ。


で、おいらね、『大いなる陰謀』を観るつもりで行ったらばさ、

前日に終了してたし。

なんか、重ね重ね、事前リサーチの重要性を感じたな。


ま、いいか。同じ時間帯の映画みよっと。

で、観てみた。チャーリー・ウィルソンズ・ウォー。



観終わってから、いや、観てる最中から、
なんというか、もやもやもやもやした、なんとも言い表せない感じを受けて。

観終えて最初の感想は、

いかにもアメリカらしい映画だなあ。と。


1980年代。東西冷戦のころ。

ソ連のアフガニスタン侵攻に対して、アメリカのアフガニスタンに対する支援の金額は微々たるもの。
トム・ハンクス演ずる下院議員チャーリーは、ソ連を打ち負かし、アフガニスタンの人々を救おうと、一人奔走する。


なんかねえ。

軽いタッチで描いていて、観てて面白いんだけど、でも、どうしても、
「あ、それがアメリカの正義なのね?ふーん」
っていう気持ちが先に立ってしまう。

アフガニスタン難民の悲劇とか、ソ連軍の残虐さとかを強調して、アメリカがアフガニスタンを救って、結果的に冷戦を終結させたような展開。

なんだけど。

その延長でアメリカはイラクに侵攻するわけなんだね?

なんて思ってしまう。

もしかして、アメリカがソ連を打ち負かして、アフガニスタンを救ったっていうのはほんとなのかもしれないんだけど、
それをいかにもアメリカってえらい!的に言われちゃうと、なんだかなあって。

そして、ソ連軍が退去したのちに、チャーリーが教育の重要性を説いて、予算を取ろうとするんだけど、結局かなわず、
それがたった一つのミスだった、みたいなエピソードが語られるんだけど、どうしてもそれが余計だった気がして。

言い訳というか、アフガニスタンの子供たちに教育を受けさせることがほんとの目的だったのに、頑迷な議会に阻止されちゃったんだよ、てな、エクスキューズに感じられてね。

戦争には金を出すけど、その後のことは知りませんっていう、
アメリカの姿勢を批判することで、単に戦争の勝利を描いた映画ではありませんよ、
っていう、言い訳のエピソードにしか思えない。


あー、なんかなー。

観なきゃよかったとは思わないかな。
いろいろ考えさせられたし。

この映画の最大の魅力は、トム・ハンクスのキュートさかな。
てか、トムじゃなきゃ単なるつまらないドキュメンリーかフィクションかわからん映画だったと思う。


なんだか今日は辛口ねえ。
どうしたの?
 

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たかちんと申します。映画が好きですが、マニアと言うほどではありません。なんとなく観た映画の感想をなんとなくぽちぽち書いていきたいと思います。
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