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なんとなく観た映画の感想です。マイナーな映画が好きですが、そうじゃないものも好きです。たまに舞台やドラマの感想も。
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<最初の観賞時期不明・2006年9月再観賞>


時には昔の映画を観ようか


加藤登紀子の「時には昔の話を」にかけてみたんだけど、遠かったかな・・・

昔って言っても、50年も昔ではなく、ワシにとっての昔はせいぜい20年前。
思い起こせば、生まれて初めて映画館で観た映画は 「スーパーマン」だった。

初めて家族とではなく、友達と観にいった映画は 「チェッカーズのTAN TAN TANUKI」だった。
 
わしの映画人生の始まりにしては、激しくミーハーだったような・・・

このまえ、15年来の念願かなって、レンタルした映画。
 「東京上空いらっしゃいませ」
牧瀬里穂&中井貴一主演。

なぜ念願だったかとゆーと。 高校生のときだったかな?年末年始の夜中とかに、映画を放送したりするでしょ。で、内容もあまり確かめず、とりあえず録画録画・・・で、その中の1本だったんだけど、時間とか、テープの残量とか確認もしてなかったら。。。 この映画の、後半部分が、テープ足りなくて録れてなかったのー!

だから、結果どうなったのかわからないまま。 ビデオ借りる機会はあったんだけど、なぜだか借りずに今まで過ごしてしまった。(借りたいけど借りたくないって映画なーい?)

で、この前やっと借りてきて、鑑賞した次第。

内容的には、事故で死んでしまったけど、幽霊?としてこの世に舞い戻ったキャンペーンガールと、広告代理店の社員との交流を描いたもの。

牧瀬がかわいい!!! それだけじゃないけれど、かなり大きなポイント。
マジメを絵に描いたような中井貴一とのドタバタも楽しいし。
天国から戻ってきたのはいいけれど、葬式をやっている自宅には帰れない。公園でしょんぼりしている牧瀬の演技に、ホロリとさせられたり。 牧瀬がいきなり歌い踊るシーンも、なかなか捨てがたい。
 
ま、ものたりない部分とか、単なる楽しいファンタジーになってしまっている点とか、牧瀬の下手な演技とか、 いろいろ言うことはあるんだけど、それはそれっていうかんじかな。 牧瀬の下手な演技も、かわいさとの相乗効果で、この映画の魅力の1つかも。
 
ラストも、希望を持たせてくれる。最終的にはお別れなんだけど、悲しい別れじゃないというような。
とりあえず、この映画はわしの自己満足。 オススメとかそうじゃないとか、言えないや。
 
あー、これって相米慎二が監督だったんだー。 相米慎二といえば「セーラー服と機関銃」 カ・イ・カ・ン、ってやつですな。 そういえば、相米慎二監督の「光る女」って言う映画を観て、ものすごくブルーな気分になったこと思い出した・・・ こっちは、ある意味、誰かの感想を聞きたいかなぁ。
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<2002年7月 福島フォーラムにて観賞>


マイナー映画同好会2


マイナー映画とはいうけれど、ほんとの意味でのマイナー映画は福島県内ではたぶん観られないと思うので、
独断と偏見できめた定義。

①郡山の映画館には見向きもされない
②福島でもワーナーではどんなに待っても上映されない
③福島フォーラムでも上映期間はいいとこ1週間
(3日間とか、1回きりなんてのも、たまにある)

以上の三大条件を満たした映画を、マイナー映画(in福島)と位置づけたい!!

とすると、こいつは二週間上映したから、マイナーではないのかもしれないけど、周りに知ってる人いないから、
やっぱマイナーなのかな・・・という映画。

「ハッシュ」
キネ旬ベストテンでも2位にランクインした
名作なんだけどな。(キネ旬ってところが通っぽいよね?)

高橋和也、田辺誠一、片岡礼子の3人がすごくいい。
直也(高橋)・勝裕(田辺)のゲイカップルの前に
朝子(片岡)があらわれて、なんとなく奇妙で、せつなくて、
面白い関係になっていく、その過程が緻密に描かれていて、
観ていてとてもさわやかな気持ちになる。

描き方ですごくおもろいなあと思うのは、
ゲイのカップルとか、ゲイの男に、子供がほしいから
精子を提供してくれと近づく女とか、
そういう世間一般的な目から見れば
すごくアブノーマルな人たちが、等身大かつ、普通に見えて、
普通の人たち(勝裕たちを批判する義姉とか、勝裕に片思いの会社の女の子とか)が、すごく異常に見えてくるところ。

橋口亮輔監督の見方なんだろけど、一般常識から
外れた人たちも、別に世間からドロップアウト
したいわけではなく、日々普通に暮らしてて、
ちょっとの幸せにニンマリしたり、
泣いたり笑ったりっていう日常があるわけで、その描き方が、たまらなく、優しいの。

この映画にはほんとに救われたというか、
この映画のおかげで、前向きに生きていくことに
気づいたというか、すごくすごく励まされたのだ。
生きていくって、いいよねって、
そんなメッセージが、ほんわかと漂っている映画。

わしの中の邦画№1作品。
かなりオススメ。
 
<2006年7月 福島フォーラムにて観賞>

間宮兄弟は友達ならいいかも



間宮兄弟、かなりおもしろかった。
あの兄弟、じつにいいオタクだと、感心。

普通に考えたら、かなりキモイ二人なのだけれど、(だって、30過ぎてる兄弟が、布団をぴったりあわせて並んで寝てるし、部屋の中はオタクグッズであふれてるし、いつもいっしょに遊んでるし。)

ところがどっこい、そこをキモイ、ではなく、かわいい、にしてしまっているのが、兄佐々木蔵之介の誠実かつ、はにかんだ笑顔と、弟塚地武雅の一生懸命がいじらしい態度なのだな。

なんてことのないストーリーと、特に盛り上がるでもない展開なんだけど、いつの間にか間宮兄弟がわに立ってしまい、知らぬ間に二人の不器用な恋を応援してしまう。

森田監督の力量なのかな?江國香織の原作もさることながら、映像にしたときの間宮兄弟の不器用さがまた胸に迫るというか。
森田監督、模倣犯のときにめちゃくちゃがっかりした思いがあったので、少し警戒してたのだけど、今回は見直したぜ。(えらいえらそやなー)

ただ、大きな感動の波が押し寄せるというような、ものすごい内容ではないので、小さなクスッ、がほしい人には最適。

それから、個人的にこりゃたまんねーなー、と思うのは、新幹線オタクの塚地弟が、何かに傷ついて立ち直れないときに見に行く、新幹線の操車場。
うわー!!!新幹線がいっぱい!みにいきてー。と、ちょっと興奮するひと時。部屋にも新幹線のフィギュア?がたくさんあるし。

友達ならいいかも。うん。彼氏にする・・・うーん。。。友達なら一緒に遊んでて楽しそうだな。
 
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たかちんと申します。映画が好きですが、マニアと言うほどではありません。なんとなく観た映画の感想をなんとなくぽちぽち書いていきたいと思います。
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